口コミでは分からない!東京の危険な興信所の見分け方
電話がすべて転送される
警察庁に届け出をしている探偵事務所は全国に5,670社とされています(平成25年データ 平成27年警察白書より)。この中から、探偵事務所を選ぶのも大変です。
公式サイトを見ると、たくさんの電話番号が書かれていて、全国展開している探偵事務所なら安心と思っていても、電話をかけてみると転送電話だったということがよくあるようです。業容を大きく見せている探偵事務所ということです。忙しい事業所ではありがちの転送電話ですが、これにも注意が必要なのです。
事務所が存在しない
「事務所が存在しない」ということは普通では考えられませんし、公式サイトなどにはもちろん、住所など所在地が明確に表記されています。気になる場合は、探偵事務所の所在地に出向いてもいいのですが、まずは電話で確認することから始めましょう。
相談に行きたい旨を電話で伝えると、相談場所をホテルのロビーや喫茶店を指定する場合があります。「外で相談を受けることにしている」といった応対は、少々怪しいと考えてもいいかもしれません。
契約書類を発行しない
探偵事務所は、調査の契約を行う際に探偵業法に遵守した契約書類(契約前交付書面、契約後交付書面)を依頼者に交付するようになっています。また、調査目的の確認書として依頼者より誓約書を書いてもらう必要があるのです。これによってお互いの信頼関係が構築できるのですが、探偵事務所の中には契約書類を発行しないところもあるようです。
これは論外ですし、契約書類の中にクーリングオフの条項が書かれているかも確認するようにしましょう。